【万が一の時のために】知っておこう。愛犬の手術 手続きの流れ

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犬の健康
もうおいて行かないで

犬と暮らしていると、予期しないトラブルや病気に付き合っていくこともある。

我が家の「ソラ:トイプードル10歳」の大きな手術を受けた。日頃通っている病院、セカンドオピニオンをもらうための病院、最終的には高次医療の病院で手術を行いました。

その一連の経験をここに記しておきたいと思います。この経過をお伝えすることで、「愛犬が予期せぬけがや病気」をした方の参考になればと思います。

大きな病院にかかるまでの流れ

人間も、初診は町の個人医院に行って診察してもらい、大きな病気だと大規模な大学病院等に回される流れとなる。愛犬の場合も同じです。最初はかかりつけの動物病院に行き、そこから高次医療専門の病院を紹介されます。

高次医療は連携先の個人病院とつながっているので、事前に町の個人医院のサイトを見てみることをお勧めします。

エリアによっては、複数の高次医療から選べる場合もあります。かかりたい高次医療の病院が決まっている場合は、高次医療病院のサイトで、「どの個人動物病院と連携しているか」を確認したうえで、最初にかかる町医者を決めるとよいと思います。

ただし、注意点としては、それまでの犬の健康状態、過去の疾患について情報を持っているのは、かかりつけの病院です。その病院が、いかにきちんとそれまでの経緯や既往症などを伝えてくれるかは非常に大切な要素となります。

できれば、かかりつけの個人病院がつながっている高次医療病院にかかることをお勧めします。

さて、次から、我が家の場合をモチーフにして、流れを追ってご説明したいと思います。

まずは、かかりつけの町医者で診察を受ける

病院に行くまでの経緯

当時、10歳を目前に控えた愛犬ソラの様子がおかしくなった。いつ、どうやって発生したのか、わからない。もともと、年齢を重ねるにつれ動きが少なくなっていた。ただ、2018年の秋から、なにかがおかしいと感じていた。ただ、具体的な部分はわからず、定期的に病院では健康診断もしていたので、そのまま時間が過ぎていった。

かかりつけの病院を訪問

2019年に入るころから、どうやら背中が痛そうだとわかりました。痛みはかなりのもののようで、震えながら、うめき声を出している状態へと進化しました。夜間だったので、近所で24時間診てくださる病院に連れて行きましたが、説明が的を得ない。よくわかりません。手術を進めているようですが、手術をしても治らない可能性があるとのこと。???が続き、痛み止めを処方してもらいました。

別の病院に行こうと決めたものの、念のため、遠方に住む旧友(獣医師)に相談。症状を伝えると、高次医療にかかる必要が出る可能性があるとのこと。やはり。すぐに、最初に行ったのとは違う別の病院に行くことにしました。その個人病院はいつも通っている近所の動物病院で、ソラのこともよくわかってくれているので、その点は安心です。その病院に行くとすぐに、「これは大変です!大きな病院をすぐに手配します。」とのことで迷わず事前に調べていた高次医療を受けることにしました。

愛犬の健康状態や過去の状況をリレー方式でバトンタッチ

そこからのかかりつけ医の先生の動きは素晴らしいものでした。それまでのソラの健康状態を細かく、的確に日本高度医療センターの担当医に共有してくださいました。具体的には、持病であるアレルギーを持っている食べ物、体重、身長、今までの病歴や過去に撮影したレントゲン写真など、関連すると思われるもの一式です。

先生、本当に、ありがとうございます。

川崎にある、日本高度医療センターを選択

個人病院の診断を経て、高次医療の病院にかかることとなったわけですが、事前に病院は決めていました。ネットで調べて、自宅の近所のかかりつけ医が、行きたい病院と連携していることもすでに調査してありましたので、迷うことはありませんでした。

そして、川崎の高度医療センターに予約してもらいました。病院の予約を取ってもらい、会社を休んで病院に連れて行きました。このころは毎日ため息ばかり。とにかく。震えるほどのこの激痛から、ソラを解放してほしい・・。

待ちに待った高次医療センターの受診。診断の結果、「椎体亜脱臼」というケガだと判明しました。かみ砕いて言いますと、背骨の椎体がズレてしまる症状です。本来は、個別の椎体がずれないように、骨の突起があるのですが、それが生まれつき小さい、あるいは何らかの衝撃によって取れてしまい、背骨の関節がぐらぐら担っている状態。それがヘルニアも引き起こしていました。

手術までの日々

寂しがり屋の愛犬を残して病院を出ます。気分は晴れません。そして、イライラする中、数日が過ぎていきました。

痛みをこらえる愛犬をなかなか手術してくれません。それは、万全を期しているから。アレルギーの対象となるモノの確認、あらゆる角度からの検査と検証を繰り返し、「手術に耐えうる体力があるか」「アレルギーを発症しないためには、複数の麻酔のうち、どれを使うか?」「手術のシミュレーション」など。念には念を入れて検査し検討をする。ありがたいと感じるとともに、愛犬の痛みを、すぐにでも取り除いてほしい、という二つの気持ちが交差する。

椎体亜脱臼の治療法は、背骨を固定するためにボルドを使って、背骨がずれないように固定するというものでした。小さな動物の場合、ボルトだと骨を突き抜けてしまうため、人工骨まで作ったうえでボルトで固定するという方法がとられる場合もある。とにかく、こうなった場合はこう対応します、というシミュレーションはしっかりしてくださっているようだった。

手術そして退院まで

背中を切り開き、外科的手術をし、再度縫い合わせるという手術。愛犬の背中には大きな傷が残りました。手術にかかった金額は100万円でしたが、たまたま積み立てておいた保険の満期があり、支払いができました。よかった・・・・!!20年前に貯金することにした自分をほめてやりたい。手術をせずに、ソラが呻くほどの痛さを感じたままにすることはできなかった。よりよい病院を探し、良い先生を求め、手術を行って本当に良かったと思います。

「最期の瞬間まで命を引き受ける」という覚悟

今回のことで、犬を飼うこと、その責任について、再度考えさせられました。犬に万が一の病気やケガがあった時に、ちゃんと責任もって最良の手当てをする責任。そして、それを実行できる経済力。その両方が必要だと感じました。もし、自分の体調が悪くなって面倒を見てやれなくなったり、経済的に犬の病気を治すことができない状況だったら、どんなに辛く情けないことか。

犬は人間じゃないけど、命の重さは同じ。我が家には、ソラと藍という二匹の犬がいます。この子たちに、最善を提供できるよう、がんばらないといけないな、と改めて思いました。

退院一週間後 経過観察と抜糸の診察で、経過良好!!

愛犬ソラ(トイプードル、10歳)が椎体亜脱臼およびヘルニアで手術を受け、退院して一週間。今日は、抜糸と経過観察で病院に行きました。クレートをカリカリやって、今すぐ出せーーーーっ!と騒ぐソラを見て、先生が笑いだす始末。「わー、来た時は本当に痛かったんですね。今元気になりましたね。これならレントゲン写真撮らなくても、大丈夫そうですね。」ということで順調。よかった!

犬を安静にさせるということ

退院後、当然、しばらく「絶対安静」の状態が続きます。先生からの申し送りとして、「室内でサークルから出すのはOK、家を出して屋外での散歩は絶対にダメ」というものでした。

藍も、ソラを応援

犬によっては、ケージやサークルのように狭い場所に入れられるのが苦手な子もいます。我が家の場合はまさにそれで、しかも、体の一部が飼い主に触れていないと鳴いてしまうという甘えっぷりの性格です。そのため、この1週間は、サークルから出さず1mほどしか歩いてはダメ。との指示に、本当に苦労しました。

そして、今日は室内なら自由にしてよし、とのことなので、本当にうれしかった。ソラは室内では排泄ができないので、退院後の一週間も、外には連れて行っていました。クレートに入れて移動し、外に出てからクレートの扉を開ける。あまり歩かさないようにして、排泄が終わるまで待つ。そしてまたクレートに入れて家に連れ帰るという毎日です。私が仕事で残業が多く帰宅するのが遅いので、ほとんどをオットがやってくれました。本当にありがとう。

禁止されていたジャンプをしてしまうソラ

そんな時。ソラは痛みがなくなったため、動きが活発になってきます。先生からは、ジャンプするときが一番背中に負担がかかるので、なるべく段差がないところで過ごすように、という指示。ジャンプは最も負担が大きな動作です。

ソラはいつも一緒にいたがるので、私たちが出かけるそぶりを見せると、急ピッチでカートに乗り込んで、一緒に行きたいと懇願します。そして、ソラは、油断すると一人でカートに飛び乗ってしまうのです。しばらくは腰が痛かったため、前足をカートにかけるだけでしたが、痛みがなくなった今、軽々とカートに飛び乗って・・・しまいましたっ!!

なので、実は、先生の診察が終わるまで、ひやひやでした・・・。

クレートの中のソラ

大切にする、と改めて誓う

このブログを読んでくださっている方は、犬や猫などのペットと生活されている方が多いと思います。ペットとの生活は楽しさが増える一面もありますが、それに伴って、責任も生まれます。ペットにご飯を上げ、清潔に保ち、健康に配慮し、何かあれば支えて守る。ペットを飼う前に、再度自分の気持ちや暮らしを振り返ってみていただきたい。私自身も、今まで以上にしっかりしてこの子たちを守らねばならない、と思いました。

ペットも老いるけど、飼い主も老いていきます。健康が損なわれると、自分の暮らし自体も不安定になる。そんな時、ペットを本当に大切にできるか。年金生活になった時、ちゃんとペットにまで最善の治療をしてやれるのか。

人生のパートナーであるペットたちを、ちゃんと幸せにできる状況でいられるよう、頑張りたいですね。

入院時の詳細は別記事にしています。気になる方はこちらをご覧ください。↓

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