【沖縄】やちむんの陶器を楽しむ(やちむんの里・やちむん通り)

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育陶園とKamany器を楽しむ
育陶園とKamany

沖縄、那覇の繁華街「国際通り」からも徒歩10分の場所に、「壺屋やちむん通り」がある。戦前から残っている石畳の道が続き、たくさんの壺屋焼きの店が軒を連ねている。また、読谷村にも、窯元が集まる「やちむんの里」がある。ここでは沖縄の「やちむん」についてまとめました。(訪問 2020年2月)

壺屋やちむん通りで育陶園が営む店舗、本店、Kamany、guma guwa

那覇市の中心部に、「壺屋」という地名があります。ここでは琉球王朝より300年にわたり、窯元が軒を連ねて作品を生み出しています。那覇の中心地に位置しているため、煙害ということで薪で陶器を焼成する登り窯の使用が禁止され、今ではガス窯、電気窯、灯油窯が使われており、有限資源である沖縄の土を使って陶器を作っています。

中でも、育陶園さんは規模も大きく30名にも及ぶ体制で、伝統の技術とモダンで新しいデザインを生み出している魅力的な窯元さんです。個人にノウハウを残すことより組織・体制を組んで技術と作品を残す、という判断のもと、大きく経営への舵を切られました。

女将さんは実は横浜・日吉の方で、私がうかがったときは女将さんの妹さんが横浜から応援に駆けつけていらっしゃいました。

壺屋焼 窯元 育陶園 本店

下の写真の左側が育陶園の本店です。(右は、直線的なモダンなデザインのKamanyブランドの店舗です)

育陶園とKamany
育陶園とKamany

今回の訪問の目的は、こちら、育陶園の本店。唐草線彫、育陶園獅子が代表的なブランドです。特に、唐草模様の線彫りシリーズは人気が高く、こちらにしかないのびやかで美しい線が魅力です。↓ ↓ 店内には、ここ以外ではなかなか手に入らない作品が並びます。

育陶園本店
育陶園本店

訪問時は、テーブルウェアフェスティバル2020の直後だったので、多少品薄にはなっていたようですが、お店の方とお話ししているそばから、作品が棚に追加されていきました。当日、私が購入したのはこちらです。

育陶園 唐草線彫
育陶園 唐草線彫

いろいろお店の方と話し込んでいるうちに、お茶まで出していただきました。こちらの湯飲みも素敵ですね。こちらが唐草線彫です。眼に入るモノすべてが欲しくなってしまうので、要注意。

育陶園 お茶
育陶園 お茶

育陶園 Kamany

本店の隣にあるのが、Kamanyというブランド。直線的な彫が特徴で、モダンな若い感じがします。下の写真をご覧ください。こちらは、左がバナサイ、右がハナサイです。マグカップ、コーヒーカップ、プレート、どんぶりなどにも展開されています。

Kamany カンナイバナサイ
Kamany カンナイバナサイ

また、個性的な手書きの線が特徴のSENも素敵です。実は、こちらのSENは手書きの模様が4種類あり、その中から好きなものを選ぶことができるという楽しいデザインです。私は下の模様を選びました。

育陶園 guma guwa

guma guwaというのは、沖縄の言葉で、「ちいさい」という意味の言葉。こちらはまさにかわいらしい感じの作品が多く、色も「かわいい」パステル系もあります。お店のコンセプトは、「小さなキッチンと小さなリビング」とのこと。かわいらしいテイストが好みの方は、こちらがよいですね。

育陶園の工房

2020年の2月中旬は、残念ながら工事中で拝見することができませんでしたが、通常は工房が公開されています。育陶園の作品はすべてがこの工房から生まれています。

作品が生まれていくすべての工程(ろくろ、窯焼き、釉薬掛け、線彫り、絵付け、など)を見学することができるので、できれば事前に予約してしっかり説明を受けたいものです。また、線彫りは高い技術が必要なため、育陶園でも3名の職人しかできないのだそうです。次回はぜひ目の前で拝見したいものです。

育陶園 基本情報

  • 所在地:沖縄県那覇市壺屋1-22-33
  • 電話番号:098-866-1635
  • 営業時間:9:30~18:30
  • 定休日:年中無休(元旦)
Google マップを引き続きご利用いただく前に

その他、やちむん通りで撮った写真をご紹介します。沖縄の空気感が伝わればうれしいです。

やちむんの里(読谷村)

琉球王朝のもと、沖縄の中心地で栄えた壺屋焼きですが、場所は何といっても那覇の中心地。住宅が密集しているため、登り窯からあがる煙が理由で薪を使った窯は利用禁止となりました。そこで登り窯にこだわる窯元は読谷に移住することになりました。これが「やちむんの里」の始まりです。

沖縄初の人間国宝、金城次郎さんも那覇から読谷に移り、「やちむんの里」で陶芸家たちが共同登り窯をつくりました。また、若手が読谷山焼「北窯」として独立します。こうして、現在では多くの工房が並びにぎわっています。

やちむんの里巡り

共同駐車場に車を停めて、一番最初に見えてくるのが「宙吹きガラス工房 虹」で、稲嶺盛吉さんの素晴らしい作品が並びます。

「やちむんの里」は故・金城次郎さんのお弟子さんやご親戚の陶芸家が多いので、金城さんが得意とした魚をモチーフにした作品が数多く見受けられます。 また、若い陶芸家さんたちのモダンなものもあり、じっくり見て歩きたい場所です。

登り窯の魅力

読谷に来て必ず見ておきたいのは、登り窯です。斜面に作られた長い窯。これは、斜面の下の部分で薪を焚いて高温にして、その熱が効率よく長い窯を上に伝わっていって多くの作品を作ることができる、というもの。

長い窯の中は、いくつかの部屋に区切られている。窯の上部にはいくつか穴が開いている。穴からのぞくと中の作品が見える。また長い窯の内部はいくつかの焼成室に分かれていて、棚に作品を並べられるようになっている。ここで作品が生まれてくるのかと考えると、窯の見学は本当にわくわくした。

やちむんの里 地図

やちむんの里 · 〒904-0301 沖縄県中頭郡読谷村座喜味2653-1番地
★★★★☆ · 観光名所

動画バージョン

動画も作ってみたよ。沖縄に行った時の動画だけど合計4つ。その中で、やちむんを紹介しているVol.1を貼っておきます~。

沖縄旅行 2020年 #1 結婚記念旅行で、初の沖縄へ。素朴でおいしい沖縄そばや、あまりにも有名すぎる美ら海での海中散歩を体験してきました。その後、夕食会場はテーマパーク的な素晴らしいところでした。

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